申請の提出先・方法


1.申請提出先

⑴申請者の住所地を管轄する法務局本局の国籍課又は戸籍課

⑵国籍事務を取り扱っている法務局の支局

東京都:東京法務局(本局)民事行政部国籍課、八王子支局、府中支局、西多摩支局(4ヵ所)

神奈川県:横浜地方法務局(本局)国籍課、川崎支局、厚木支局、湘南支局、相模原支局、西湘二宮支局、横須賀支局(7ヵ所)

千葉県:千葉地方法務局(本局)戸籍課、市川支局、松戸支局、柏支局(4ヵ所)

埼玉県:さいたま地方法務局(本局)戸籍課(1ヵ所)


2.申請方法

⑴申請人が15歳以上の場合、必ず本人が出頭して行う
※事前相談は、行政書士などの付き添いは可


⑵申請人が15歳未満の場合、本人の両親などの法定代理人が代理申請することになる



予約・相談・受付


1.まず電話による予約

法務局(本局・支局)や時期によって、予約までの期間は異なる

2.各法務局による対応

⑴東京法務局(本局)

■「事前相談」は前提としておらず、申請書類が完備されていれば、初回「申請受付」も可能
■予約までの「待ち」期間:5~6ヵ月
■初回が「事前相談」だと、それまでにまず5~6ヵ月、そこから2回目「申請受付」の予約までまた5~6ヵ月かかるため、2回訪問前提だと、「申請受付」まで約1年かかってしまうことになる(2回目で「申請受付」となる保障もない)
■「事前相談」、「申請受付」とも行政書士の帯同可
■本局、支局の「申請受付」の運用、「待ち」期間の違いは何とも言えない



⑵横浜地方法務局(本局)

■「事前相談」と「申請受付」の枠を別々に設定
■「事前相談」は前提としておらず、申請書類が完備されていれば、初回「申請受付」も可能
■「申請受付枠」で申請するも申請書類不備(不足)の場合は出直しとなるが、
→不備(不足)内容が軽微な場合は、次回も「申請受付枠」で予約可能な場合あり(2回目で申請受付の可能性あり)
→不備(不足)内容が軽微でない場合は、次回は「事前相談枠」での予約となる(結果的に申請受付は早くて3回目)
■予約までの「待ち」期間
・「事前相談枠」は2~3ヵ月待ち
・「申請受付枠」は3~4ヵ月待ち
・初回から2回目、2回目から3回目の間の「待ち」期間は、それぞれ2~3ヵ月程度かかる
・よって3回目に「申請受付」だと結果的に1年程度かかることになってしまう
■本局・支局で「申請受付」の運用に違いはないが、本局・支局によって「待ち」期間は異なると思われる



⑶千葉法務局(本局)

■「事前相談」は前提としておらず、申請書類が完備されていれば、初回「申請受付」も可能
■「事前相談」(初回)→「申請受付」(2回目)という流れでももちろんよい
予約までの「待ち」期間
約4ヵ月待ち
■本局・支局で「申請受付」の運用に違いはないが、本局・支局によって「待ち」期間は異なると思われる

⑷さいたま地方法務局(本局)

■初回受付は不可
必ず2回行くことになる(初回:「相談・書類チェック」、2回目:「申請受付」)
■初回で行政書士などの専門家が帯同するなどして「相談・書類チェック」が完了すれば、2回目に「申請受付」となる
■初回から本人だけで臨むと、たいていのケースでは「申請受付」は3回目となる模様(初回:「単なる相談」、2回目:「書類チェック」、3回目:「申請受付」)
■予約までの「待ち」期間
・初回予約まで約4ヵ月待ち
・初回から2回目、2回目から3回目の間の「待ち」期間は、それぞれ2~3ヵ月程度かかる
・よって3回目に「申請受付」だと結果的に1年程度かかることになってしまう
■一都三県では埼玉県だけが、「申請受付」が本局(最寄り駅:JR与野本町駅)のみとされている


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