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帰化許可のピークシーズンっていつ?

帰化の許可のピークシーズンは毎年年末にかけての12月と言われています。

帰化の許可は、官報で法務大臣名により告示されます(毎日ではありません)。

官報によると、2024年11月、12月の帰化の許可は、

11月は、1、6、8、12、13,15、19、25、26、27日の計10日
12月は、2、5、6、10、11,13、16、17、18、19、20、23日の計12日

において告示されています。

特に上記の通り、12月13日(金)~20日(金)までは、怒涛の6営業日連続で帰化の許可が告示されており、まさに12月ピーク説を物語っています。


2024年11月、12月の帰化許可者数

2024年11月は805人、12月は895人、年末2カ月計で1,700人の帰化許可者が出ています。

都府県別の帰化許可者数は以下の通りになっています(北海道はその他の内数)。


ちなみに、11月,12月の2か月間で1,700人ですから、単純計算、つまり、1,700人を6倍にすると、

1,700人 × 6 = 10,200人

という数字になります。

しかし上記ピークシーズンの数字のかけ算で、年間の帰化許可者数となるかは極めて疑問です。

2022年は7,059人、2023年は8,800人であり、2024年は10,000人超えも期待できるところではありますが、ピーク時の許可者の数からして、どうなのでしょうか。

(官報1年分を確認すれば年間許可者数は分かりますが)法務省の正式な発表が待たれるところです。

都府県別で見ると、やはり東京がダントツの1位で、全体の3割を占めるという結果になっており、また全体の数字と同様、11月→12月と、許可者数が右上がりで増えていることが分かります。

そして、もっとも驚くべきは、東京、埼玉、千葉、神奈川の一都三県の帰化許可者数の多さです。

一都三県で全体の53%を占めており、帰化許可者の2人に1人は、一都三県から出ているいうことになります。

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