(この記事は最新情報である)

※法務省民事局発表資料より

帰化許可者数の推移(過去15年)

 合計韓国・朝鮮中国その他
人数人数人数
平成21年14,7857,63751.6%5,39236.5%1,75611.9%
平成22年13,0706,66851.0%4,81436.8%1,58812.2%
平成23年10,3595,65654.6%3,25931.5%1,44413.9%
平成24年10,6225,58152.5%3,59833.9%1,44313.6%
平成25年 8,6464,33150.1%2,84532.9%1,47017.0%
平成26年 9,2774,74451.1%3,06033.0%1,47315.9%
平成27年 9,4695,24755.4%2,81329.7%1,40914.9%
平成28年 9,5545,43456.9%2,62627.5%1,49415.6%
平成29年10,3155,63154.6%3,08829.9%1,59615.5%
平成30年 9,0744,35748.0%3,02533.3%1,69218.7%
令和元年 8,4534,36051.6%2,37428.1%1,71920.3%
令和2年 9,0794,11345.3%2,88131.7%2,08523.0%
令和3年 8,1673,56443.6%2,52630.9%2,07725.4%
令和4年 7,0592,66337.7%2,26232.0%2,13430.3%
令和5年 8,8002,80731.9%2,65130.1%3,34238.0%

<考察>
①15年前(平成21年)と比べると、近年では許可者数が3分の2以下に減っている。
②15年前(平成21年)は、帰化許可者数の9割弱を、韓国・朝鮮及び中国人で占めていたが、その後徐々にその割合は低下していき、直近(令和5年)ではその割合が6割強となっている。
③直近2年(令和4、5年)では、おおよそ「韓国・朝鮮1:中国1:その他1」といった割合になっている。

帰化許可者数国別ランキング(過去5年)

 令和元年(2019)令和2年(2020)令和3年(2021)令和4年(2022)令和5年(2023)
1韓国・朝鮮4,360韓国・朝鮮4,113韓国・朝鮮3,564韓国・朝鮮2,663韓国・朝鮮2,807
2中国2,374中国2,881中国2,526中国2,262中国2,651
3ブラジル 383ブラジル 409ブラジル 444ベトナム 360ベトナム 625
4ベトナム 264ベトナム 301ベトナム 269ブラジル 340ブラジル 526
5フィリピン 235フィリピン (4位) 301フィリピン 237フィリピン 217フィリピン 347
6ペルー 168ペルー 172ペルー 175ペルー 185ネパール 331
7バングラデシュ 81バングラデシュ 125バングラデシュ 129ネパール 139ペルー 206
8ロシア 47ネパール 100ネパール 108バングラデシュ 125スリランカ 160
9アメリカ (8位) 47インド 66スリランカ 77スリランカ 80バングラデシュ 147
10スリランカ 46スリランカ 55インド 66パキスタン 75ロシア 108
11その他 448その他 556その他 572その他 613その他 956
 総 数8,453総 数9,079総 数8,167総 数7,059総 数8,800

<考察>
①許可者数の1位は「韓国・朝鮮」で不動(法務省民事局の資料によると昭和27年から常に1位)ながら、その許可者数は減少傾向を辿っており、直近(令和5年)では、2位の中国と僅差である。
②逆に総数は「韓国・朝鮮、中国」と桁違いながら、ベトナム、ネパールの許可者数の増加が著しい。
③上位10か国を除く「その他」も直近(令和5年)では最多で、許可者の国籍の多様化が見てとれる。


帰化許可者数国別推移(直近3か年・上位7か国)

 令和3年(2021)令和4年(2022)令和5年(2023)合計
韓国・朝鮮3,5642,663 ↘2,807 →9,034
中国2,5262,262 →2,651 →7,439
ブラジル 444 340 ↘ 526 ↗1,310
ベトナム 269 360 ↗ 625 ⤴1,254
フィリピン 237 217 → 347 ↗ 801
ネパール 108 139 → 331 ⤴ 578
ペルー 175 185 → 206 → 566

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