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運転記録証明書とは

運転免許証を持っている方は、帰化申請書類として運転記録証明書の提出が必要となります。

運転記録証明書とは、その名の通り「運転記録」の「証明」、つまり、交通違反や事故による行政処分の履歴を証明するもので、1年前、3年前、5年前にさかのぼり、証明書を申請することができます。

この運転記録証明書は、帰化を考えておられる外国人の方なら、大抵の方がその存在をご存じかと思いますが、そもそもこの運転記録証明書は、運送業者等において、国土交通省の告示により、新たに雇い入れた者(ドライバー)の事故歴を把握するために提出を必要としている書類なのです。

帰化申請においても、帰化の素行要件の審査に必要な書類として、過去5年間の交通違反の有無、履歴を確認するために、この運転記録証明書を、法務局が提出を求めているわけです。


運転記録証明書の取得の仕方

この運転記録証明書はどこで、どうやって発行申請できるのかというと、「自動車安全運転センター法」という法律があって、この法律に基づき設立された「自動車安全運転センター」が、全国の47都道府県に設置されており、各センターに対し、郵便局から申し込みをするか、直接各センターに出向いて窓口で申し込み申請を行うということになります。(インターネットでの申込方法もあります)

私は、先日、東京の品川区にある、「自動車安全運転センター・東京都事務所」に直接行って帰化申請のサポートをさせていただいているお客様の運転記録証明書を代理人として発行申請してきました。

この「自動車安全運転センター」は、上記にて、全国47都道府県に設置されているとお話しましたが、各都府県にそれぞれ1ヵ所ずつ、東京都は品川区に1ヵ所、警視庁鮫洲運転免許試験場内の3Fに設置されています。

ちなみに、北海道だけ5ヵ所(札幌、旭川、釧路、北見、函館)設置されています。

この「自動車運転安全センター」に本人が直接行った場合に、発行申請に必要なものは、
・運転免許証
・手数料670円  
だけです。

センターにある、証明書申込用紙に記入して提出することにより2週間後くらいに、証明書が郵送されてきます(あらためて直接、センターに取りに行くということもできます)。

即時発行はされていません。

私のように代理申請する場合は、
・申請者本人の委任状(これはセンターのHPにフォームあり)
・申請者の運転免許証の表と裏のコピー
を持っていくことにより、難なく申請ができます。


運転記録証明書の発行手数料が改定(値上げに)

実は、この証明書発行手数料が、2025年10月1日から、
670円 → 800円 に値上がりします(しました)。


運転記録証明書は、郵便局でも、専用の払込取扱票で手数料を支払うことによって、発行申請可能なのですが、この郵便局申請でも同様に、手数料は800円に値上がりします(しました)。


こうして、運転記録証明書を取得することができます(こういったものが取得できます)。

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